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旅行前にチェック! 日本とは違う、驚きのロンドン地下鉄

こんにちは! 海外携帯のモベルでWEBデザインを担当している横田です。

ロンドンオフィスで働きはじめてもうすぐ3年になりますが、イギリスは日本とは違うことがたくさんあって未だに驚かされることがあります。

ロンドン地下鉄その一つが、先月2日間にわたり行われたロンドン地下鉄(通称チューブ)の大規模なストライキ

全く地下鉄が動いてなかったわけではないんですが、たとえ乗れてもものすごく混んでいる上、閉鎖中の駅が多く自分の降りたい駅で降ろしてもらえるかわかりません。
路上も普段と比べ物にならないほど歩行者や自転車の人が多く、車もバスももちろん大混雑。

え~、こんなの、日本だったらありえない!(笑)と思わずにはいられませんでした。

大規模ストライキは数年に一度の珍しいケースのようですが、普段のロンドン地下鉄にも日本人から見たらびっくりなところがたくさんあります。
今回は、ロンドン旅行の前に知っておくと役立つ「ロンドン地下鉄の日本との違い」を紹介します。


 

オイスターカードなら、紙の切符の約半額で乗車できる!

オイスターカードロンドンにも日本のSuicaやICOCAのような、タッチ式のICカード乗車券があります。
オイスターカード(Oyster Card)です。

ゾーン1内の運賃で比較すると、紙の切符は4.70ポンドもするのに対し、オイスターカードなら2.20ポンド(2014年現在)。
オイスターカードを使うとなんと約半額!

・・・というのも、オイスターカードを普及させるために、紙の切符の運賃を釣り上げたんだそうです。
(すごい逆転の発想!)

今でも紙の切符を使っている人を時々見かけますが、ロンドンに遊びに来た人が一日乗車券を使っている場合がほとんどだと思います。

 

ほぼ毎年、運賃が上がる!

新年に運賃の変更があり、ほぼ毎年値上がりします。
私は定期券を12月の料金が上がる前に買っておくようにしてます。

ガイドブックに書かれている運賃が間違っていることも多いので注意してください。

 

料金はゾーン制

ロンドン地下鉄のゾーン制これは「驚き」ではないですが、ロンドン地下鉄の料金は日本の電車とは違いゾーン制になっています。

他の国でも使われている制度なので、海外旅行好きの方には馴染みがあるかもしれませんね。

ロンドンの駅は中心地から順に、ゾーン1、ゾーン2・・・と区分けされて、運賃もこのゾーンに応じて決まります。観光で行くような場所は大体ゾーン1に集中しています。

ゾーン1に近いほど運賃が高くなります。そして、ゾーンをたくさん跨ぐほど運賃が高くなります。

このゾーン、運賃だけでなく、友達がゾーン1に住んでると聞くと、「すごいねぇ、中心の方に住んでるねぇ」という話になったりと、日常的に地域をイメージさせる単位として使われてます。

 

自動券売機で日本のクレジットカードか使えないことも!

切符やオイスターカードは、窓口か自動券売機で購入できます。
しかし、今後はコスト削減のために窓口を閉鎖していくそうなんです。
地下鉄ストが起きたのはこのせいなんですね。

ということで、これからは自動券売機で購入することが多くなりそう。
日本人には嬉しいことに、駅によっては日本語対応の自動券売機もあります。

ただし、自動券売機を使う時に注意したいのが、ICチップ無しのクレジットカードは使えないということです。
(それにJCBも使えないことが多いので、VISAかマスターカードを持っていたほうがいいです。)

ICチップ付きのクレジットカードICチップ付きのクレジットカードにはPINコードという4桁の暗証番号があり、これを入力することで、サイン無しでも安全にクレジットカードを使うことができます。
こちらではICチップ無しのカードはほぼ見たことがありません。

私が渡英を決めた3年前、どうやって日本円をイギリスで使うかをネットで調べたんですが、その時にクレジットカードはICチップ付きカードでないと不便な場面があることを知りました。

当時私は日本のクレジットカードを3~4枚持ってたんですが、なんとICチップ付きのものが1枚も無く、
ロンドンに来る前にクレジットカードを新しく作ることに。
今は日本でももっと普及してるんでしょうか?

ICチップ付きカードは持っているけど、使わないからPINコードを忘れてしまった・・・という人も多いと思います。旅行前に確認しておきましょう。(ちなみに、これは私の母親です・笑)

もちろん、券売機によっては、現金でも購入できますので、クレジットカードを用意できない場合は、十分に両替をしておきましょう。

 

週末は、必ずどこかの区間が運休する!

週末のロンドン地下鉄はい、ここでまたびっくりなのが、
毎週土日に必ずどこかの区間が運休するということです。

世界で一番古いロンドンの地下鉄。
定期的なメンテナンスが必要なんだとか。

週末出かける予定がある場合は、Transport for London(通称TFL)のサイトで交通情報をチェックするのがロンドンの常識です。

スマホで tfl.gov.uk にアクセスし、Get service update > This weekendから、今週末の運休予定が見れます。

左の画像は今週末のものですが、7つの線で区間運休(Part closure)があります。Part closureの文字をクリックすると、どの区間が運休するのかも見ることができます。

また、TFLのサイトの「Journey Planner」では路線検索ができます。
運休予定をふまえた乗り換え方法を教えてくれるので、私はこの路線検索をいつも使ってます。

 
・・・と、ここで宣伝させてください。
「イギリスの電話番号が使える携帯電話が欲しい」
「海外データし放題とかにするほどじゃないけど、路線検索とかでちょっとだけネット使いたいんだよな~」という方のために、モベルではワールド携帯を販売しています。

一度買ってしまえば維持費は無料。使った時にだけ料金が発生する仕組みです。

イギリスでのパケット通信は50円/MB。
例えば、TFLのモバイルサイトで路線検索を1回した料金は、たったの10円です。
利用額が2万円になると自動的に利用停止するので、うっかりパケ死の心配もありません。

 

いろいろと日本人にはびっくりなところもありますが、これもイギリスならでは。
去年で150周年を迎えた世界で最古の地下鉄、一度乗ってみて損はないです。
楽しいロンドン旅行を過ごしてくださいね!
最後まで読んでいただきありがとうございました!

この記事を書いた人: 横田(WEBデザイン担当)

海外携帯のモベルでWEBデザインを担当しています。
最近までロンドンオフィス勤務でしたが、日本に戻ってきました。
イギリス・ヨーロッパ旅行に関する記事や、海外で役立つ携帯電話の使い方などを紹介していきたいと思います。

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