モベル店長&スタッフ発、海外ケータイ電話事情!

新連載!「看護師Keiの自転車世界一周の旅」

来月より、待望の新連載「看護師Keiの自転車世界一周の旅」がスタートします!
寄稿してくださるのは、ボランティアをしながら自転車で世界一周旅行を続けるKeiこと河原啓一郎さん。彼の自転車が中国で盗まれた時、ネットで事件を知った5万人の市民による大捜索のおかげで見つかった!という話題をニュースで耳にした方も多いと思います。
連載では、現地の人達との心温まる交流について世界各地からリポートしていただきます。普通の観光旅行とは全く違う旅のスタイルなので、どんなお話が聞けるか楽しみですね。ちなみにモベルはスポンサーとして携帯電話を提供し、Keiさんの旅をサポートしています。

今回は連載第1回に先立ち、Keiさんにご自身について質問形式でお話を伺いました。

上海にて。Keiさん&地元のおじさん


 

【質問1】世界一周旅行にチャレンジしようとしたきっかけは?

よく聞かれるのですが、一言では答えられないのが正直なところです。
これまでの過去の僕が見て来たもの、感じたこと、出会った人、経験したすべてのことが、今の僕をこの場所に連れて来てくれたのだと思います。「自転車旅行」といってもただがむしゃらにペダルをこいで先に進むことがだけが目的(やりたいこと)ではありません。たくさんある目的の中でいくつか下記にあげさせていただくと・・・

1. 世界中をボランティアをしながら周る。

2. 貧しい国や過疎地域の無医村など、医療の届かない地域に医療を届ける。
(7つあるバックのうちひとつは薬や消毒・包帯・聴診器などの医療器具です。)

3. 世界中の地元の人たちと友達になる。(世界の田舎に泊まろう:宿泊・食事は地元のお宅)

4. 東日本大震災のときに助けてくれた国外の方々に「ありがとう」とお礼を言いたい。
(自転車の後ろにつけたサインボードにそれぞれの国の言葉で感謝の気持ちを書いて走ります。)

5. 時には辛く苦しいときもあるが、その自分が頑張る姿を見せて、人々が「よし私も頑張ろう!」と
思ってもらえるように、世界中に元気を与える。

6. 自分がいつか近い将来誰かの父や祖父になったとき、その子供達が自分の父親を誇れるような親になりたい。

 

【質問2】世界一周旅行に出る前の経歴について聞かせてください。

大学時代前半の一人旅と東南アジアでのボランティアをきっかけに途上国での公衆衛生・医療支援の必要性を感じ、当時会計学を専攻していたが卒業後看護学校に進む。国立病院手術室勤務、東日本大震災ボランティアを経て、大学時代からずっと夢見ていた「助け合い×旅」を今自転車と共に実現中。これまでに20数カ国にて一人旅とボランティアを経験。自転車での旅は中国が2カ国目。

 

【質問3】なぜ自転車で?

僕は欲張りなのかもしれません。
例えば街から街まで列車でも移動は出来ます。でもその間にある小さな街や人々の生活、綺麗な景色も飛ばしてしまうことになります。叶うならばそこで出会う人々すべてと友達になりたいし、普通の交通機関では普段行かないような場所にも行きたいと思っています。自転車旅だからこそ出来る、地元の人たちの温もりが感じられるほどの距離での交流。そして泊まらせて頂きながらその国の、その街の本当のローカルな生活の中に入っていきます。毎日が素敵な出会いにあふれていて次の街に行く前から未だ見ぬ新しい友達に出会えることが楽しみで毎日ワクワクしています。
お金はないけど、時間はあります。僕の考える旅とは「5%のお金と、5%の努力と、90%の人々の優しさ」

 

【質問4】ボランティア活動ではどんなことをしていますか?

Cambodia : 教育支援(日本語教師)
Myanmar   : 医療支援(手術助手)
Japan     : 東日本大震災復興支援・和歌山台風被災地復興支援
Bangladesh : 孤児院(Mother Teresa)
China       : 老人福祉施設、献血呼びかけ、日本語教師、小学校

過去にこれまで行って来た活動は上記になります。しかし、僕はボランティアという概念は必ずしも組織に属したり団体で行うものだけではない思っています。
日々の生活の中で、「他の人のことを考える」、それ自体がボランティアだと思います。「この人は何で困っているのかな、何が欲しいのかな、何か辛いのかな」・・・そう常に思うことなんだと思います。そうすれば、いつか自分が本当に困ったときに廻り廻って返ってくるものです。

 

【質問5】今回の世界一周旅行のルートを教えてください。

とても自由な旅であるため正確な時期までは正直お伝えするのが難しいのですが、大まかな予定を書かせていただきます。

  • 2012年秋までに中国を抜けカザフスタン・中東へ
    その後はウズベキスタン→トルクメニスタン→イラン→アゼルバイジャン→アルメニア→グルジア→トルコ
  • トルコに着くのが冬の入り口になるので一端冬を越すために南下
    シリア→レバノン→ヨルダン→(イスラエル)→エジプト
  • 船でギリシャへ渡り再びヨーロッパへ
    東ヨーロッパを通りながら北欧を目指し、U字を描くように東ヨーロッパから南下
  • スペインからジブラルタル海峡を通りアフリカへ。
    西海岸を通りながら南アフリカのケープタウンを目指します。(状況により東海岸になる可能性有)
  • アフリカから南アメリカへ
    アルゼンチンから北上し北アメリカを目指します。
  • その後は北アメリカからオーストラリア、東南アジア経由で日本に戻ります。

※同じ街に数ヶ月滞在する場合や就労する場合もあります。

 

【質問6】今までの旅の経験の中で、一番嬉しかったことは何ですか?

嬉しいことはたくさんありましたが、今も心に残っている嬉しい言葉は「keiが私たちに親切にしてくれたから、今度は私たちが助ける番だよ。」
これは自転車が盗難に遭った後、捜索中や見つかったあとに送られてきたメッセージの言葉です。

 

【質問7】世界一周旅行が終わった後の予定はありますか?

何年先になるかはわかりませんが、今実行している夢の先にまた大きな夢があります。
これから何十カ国という国を旅することになります。その中で一番好きな国を選びます。きっとたぶんその国は貧しくて、でも人々は優しくとてもハッピーな国だと思います。そこに孤児院と学校を作ります。子ども達には現地の標準教育だけでなく、英語・日本語などの外国語も教えます。その子達が大人になったら先生になり、また次の世代の子ども達に教えることができます。他の子ども達は他国語が話せます。同じ敷地内に外国人旅行者や他国のボランティアが泊まるゲストハウス、レストラン、旅行会社などを併設し、より雇用機会を作ります。医療支援の面では地元の医療施設を支援・連携しながら進めていきます。
駆け出しは世界中からのボランティア有志と、資金は募金と各国の企業からのスポンサード、また僕本人の出資により運営していきます。ゴールは彼ら自身の手でそのコミュニティーを回していけるようになり、ボランティアは一部の介入・見守りで済む程にまで至ることです。
各方面の専門家からアドバイスを頂きながら、失敗と成功を繰り返し、過去から学びながら子ども達が作った子ども達のためのコミュニティーができればと考えています。NGOとして立ち上げることになると思いますが、まだまだ芽生えた夢のひとつです。今後旅を続ける上で新たな方向性が見えてくるかもしれません。自転車で世界を廻りながら人々の心に訴えかけていき、その夢の芽を大きくしていきたいと思います。

 

Keiさんの連載第1回は来月上旬に掲載予定です。お楽しみに!

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